表紙 前文

 

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 言葉というものがいかに大切なものであるかについて述べたい。現在、経済格差より問題なのは、学習格差だといわれている。勉強をする人はますます勉強をして、勉強をしない人はますます勉強をしない。経済格差は自分の責任ではないが、学習格差は間違いなく自己責任である。「勉強をして何になるのか。」「何のために勉強をするのか。」というむずかしい質問がある。ある人に言わせると「そのような質問をしないために勉強をするのである。」ということになるらしい。なんのことだかわからない答えであるが、確かに、勉強をしている人、あるいは、勉強をした人はこのような質問はしないようである。「お金持ちになって何になる。」「何のためにお金持ちになるのか。」という質問をする人はほとんど全くいない。これは、お金を持っていれば出来ることの想像が実に具体的であるからだ。それに対して、勉強をしたから出来ることの想像は具体的なものではない。私はお金を持っていないので、お金を持っている人の気持ちはわからないが、お金を持っているということそれ自体がはたしてしあわせなことであろうか。確かにお金を持っていれば安心感はあると思うが、安心感イコールしあわせであろうか。他の人がどうであるかわからないが、勉強をしていること・勉強をしたこと、それ自体が私にとってはしあわせなのである。お金は使えばなくなるし、使わなければお金の意味はない。だから金持ちは、たえずお金を回転させ、使ってもなくならないように工夫するのである。勉強したことは忘れることはあっても絶対になくなることはなく、ある意味永遠に自分の中に残るものである。具体的なものはなくなる可能性があるが、抽象的なものはなくならないのである。アウシュヴィッツのユダヤ人は、収容される前に財産をすべて奪われた。つまり具体的なものがすべてなくなったのである。そのような中で残っているものは、愛・希望などの抽象的なものである。「神」さえ抽象的なものかもしれない。極限的な状況において残るものは、今までに勉強したことなのである。そのような極限的な状況でなくても最後まで残るのものは勉強したことなのである。勉強というものはすべて言葉によってなされるものである。つまり言葉というものがいかに大切であるかということである。(ここまでの文章では、アウシュヴィッツとユダヤ人以外の言葉はすべて抽象的なものである。もし何か伝わるものがあったとすれば、それは言葉の偉大さであり、伝わらなければ、私の文章力のなさである。)世界には、7000語ほどの言語が存在するといわれている。日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・ギリシャ語・ラテン語・中国語・韓国語、そして沖縄語など。これらは、言語脳の表面に現れるものにすぎず、その奥底には「言葉」そのものが存在すると私は確信する。

   

   の

 

縫(のお)い物(むん)⓪: (名) 縫い物。裁縫。針仕事。

冥加(のおが)⓪: (名) 冥加(みょおが)、と同じ。

苗字(のおじ)⓪: (名) 苗字(みょおじ)、と同じ。

直(のお)⁼しゅん⓪: (他 ⁼さん、⁼ち) 直す。改善する。修理する。治療する。

似合(のお)た代(けえ)た@: (名) 相応すること。似合わしいこと。似合い。 @

似合(のお)た代(けえ)たぬ者(むの)お居(うぅ)らに。/似合いの者はいない

か。

似合(のお)たる@: (連体) 然るべき。相応の。ふさわしい。似つかわしい。<似

合(のお)ゆん。 @似合(のお)たる者(むの)お有(や)いやさに。/然るべき

人間だろう。それ相応の者であろう。 @吾(わん)に似合(のお)たる事(くと)

お為(っし)わどぅやっさあ。/わたしに相応の事はしなければならないよ。 @似

合(のお)たる釜(かま)どぅ抱(しか)ゆる。/相応のかまどをつくる。相応の者

が夫婦になる意。

何(のお)にん此(くぁあ)にん⓪: (副) 読経の声。 @何(のお)にん此(くぁ

あ)にん為(しゅ)ん。/読経の声を立てる。

花々(のおのお)⓪: (名) 花の小児語。

屏風(のおぶ)⓪: (名) 屏風。

縫・綯(のお)⁼ゆん⓪: (他 ⁼らん、⁼てぃ) @縫う。 ➁なう。 @綱(つぃな)

綯(のお)ゆん。/縄をなう。

直(のお)⁼ゆん⓪: (自 ⁼らん、⁼てぃ) 直る。癒える。改まる。よくなる。

似合((のお)⁼ゆん@: (自 ⁼らん、⁼てぃ) 似合(におお)ゆん、と同じ。